家庭療法・医学―感染症

人類にとってエイズとは何か (NHKブックス): 広瀬 弘忠: 本

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人類にとってエイズとは何か (NHKブックス)

人類にとってエイズとは何か (NHKブックス)

内容(「BOOK」データベースより)

アメリカの同性愛者から当初、発見され、世界を震撼させた後、サブサハラや南東アジアや開発途上国の人々を襲ったエイズ禍。今日、科学による解明が進む一方、社会的な取り組みが問われている。戦乱や貧困、麻薬・売春などによって助長されるウイルス感染と、人類はどのように向き合い、克服していかなければならないのか。はからずも浮き彫りにされた「生と死」の問題を背負いながら、エイズ問題と対峙する現代社会の実相を最新データとともに映し出す。

内容(「MARC」データベースより)

戦乱や貧困、麻薬・売春などによって助長されるエイズウイルス感染がもたらす「死との対峙」は社会をどう変えるか。医師、患者、市民のリスク・マネジメントを通して、現代社会の深層を探る。〈ソフトカバー〉*

目次

第1章 なぜエイズが流行するのか(エイズとの接点
新しく古い病気)
第2章 せめぎ合うエイズと社会(戦争とエイズ
貧困とエイズ
麻薬と売春の結婚)
第3章 先進諸国のエイズ流行―米・欧・日の過去・現在・未来(ヒトと社会とエイズ
アメリカのエイズ流行
ヨーロッパのエイズ流行
日本のエイズ流行
だが油断は禁物)
第4章 死を管理する患者たち(死のルネッサンス
死に親しむ社会)
第5章 エイズ医療の責任とリスク(職業的感染を恐れる医療現場
日本の医師と看護婦はエイズ医療をどうみているか
本音を語る医師と看護婦
職業的感染の犠牲者たち
訴えられるエイズウイルス感染者たち)
第4章 弾劾する患者たち(アッカー歯科医とキムバリー・バーガリス
混乱する医療従事者
疑心暗鬼の患者たち
感染した医師の医療行為をどこまで認めるか)
第7章 未知との遭遇・旧知との邂逅(ナバホインディアンのパニック
ナチュラリストの落ちたワナ)