家庭療法・医学―感染症

経済開発とエイズ: 世界銀行 IBRD= 国際復興開発銀行= 世銀= The World Bank 喜多 悦子 西川 潤: 本

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経済開発とエイズ

経済開発とエイズ

出版社/著者からの内容紹介

新たな貧困問題・不平等問題を引き起こすエイズ問題は、開発を考える上で避けて通れない。免疫学、公衆衛生学、公共経済学からエイズ問題を分析し解決策を提示する。資料も豊富。

内容(「BOOK」データベースより)

発展途上国はHIV/エイズの問題を簡単に無視することができない。1996年には約150万人がエイズで亡くなった。1日に、約8500人が新たにHIVに感染し、このうち1000人は子供である。これらの感染の約90%が発展途上国で起きており、エイズが発展途上国の貧困と不平等の問題を悪化させる可能性がある。本書は、政策担当者、開発や公衆衛生の専門家など、HIV/エイズについて公的政策の立案にかかわる人々が、この感染症に取り組むうえで効果的な戦略をたてるために必要な情報と分析を提示している。このレポートは3つの知識体系に依拠している。3つの知識体系とは、HIVを疫病として考える疫学、疾病予防に注目する公衆衛生学、そして特に、限られた公共資源を配分するうえでトレードオフの判断に焦点を当てた公共経済学である。

内容(「MARC」データベースより)

貧困、不平等、社会の歪みに襲いかかるエイズ。グローバル化社会の中で、人々ははたして「エイズの挑戦」に立ち向かうことができるのか。開発におけるエイズ問題を分析し、政策提言するレポート。〈ソフトカバー〉

目次

要約
第1章 エイズ―政府への挑戦
第2章 HIV流行から得られる戦略的教訓
第3章 HIV予防のための効率的かつ公正な戦略
第4章 エイズの社会的影響に対処する
第5章 HIV/エイズと闘うための協力
第6章 過去からの教訓、未来についての展望