ブックレビュー社
結核は過去の病気ではない。最近国内で患者は増加に転じ,世界で今なお年間300万人以上死亡している結核の真の姿を明らかにする
1999年6月,厚生省は「結核緊急事態」宣言の意見書をまとめた。結核は1935年
から1950年まで,国内死因順位の第1位を占め続けた。しかし,その後は急激に減少し,1950年に人口10万人当たりの死亡率146.4だったのが,1970年
には15.4となった。それが1980年
ころから足踏みをし始め,1997年には,新規登録患者数が38年ぶりに増加に転じている。本書は,こうした原因や背景について,数多くの統計
数値を掲げて実態を知らしめ,その対策を示す。結核に至る経緯,耐性結核と抗結核薬,最近の事情,その治療法,集団感染の実態と対策,超高齢化社会での対策,薬についての諸課題が取り上げられ、論を進めている。
1999年6月,厚生省は「結核緊急事態」宣言の意見書をまとめた。結核は1935年
現在,日本は世界でも患者数の多い国であり,感染症としては今なお国内最大だという。1997年の罹患率は米国の40年前に相当し,とても対策に関して先進国とはいえず,しかも新たな目標を設定し得ないほど我が国の結核対策はタガがゆるんでいる,と警告している。 (ブックレビュー社)
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内容(「BOOK」データベースより)
油断する事なかれ!「結核緊急事態宣言」は、なぜだされたのか。その背景、そして結核の真の姿を明らかにした注目の書。
内容(「MARC」データベースより)
結核は、今なお年間死亡者数3千人を数える国内最大の感染症である。厚生大臣による「結核緊急事態宣言」はなぜ出されたのか。その背景、そして結核の真実の姿を明らかにする。〈ソフトカバー〉



