家庭療法・医学―感染症

エイズウイルスとの闘い―治療法開発の現状と未来 (ブルーバックス): 岡本 尚 岡田 新 畑 明: 本

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エイズウイルスとの闘い―治療法開発の現状と未来 (ブルーバックス)

エイズウイルスとの闘い―治療法開発の現状と未来 (ブルーバックス)

出版社/著者からの内容紹介

エイズ克服の可能性はどこにあるか?
人類の前に立ちはだかる恐るべき疫病エイズ(AIDS)。この死に至る病いの原因が、HIVというウイルスであることが発見されてから10余年、発達した現代の分子生物学、免疫学をもってしても、いまだその決定的な治療法は見つかっていない。なぜか?克服の可能性はどこにあるのか?HIVとのたたかいは、現在も日夜休むことなく世界中で続けられている。本書は、ウイルス学、臨床薬理学からの研究をはじめ、注目を集める遺伝子治療、抗ウイルス剤の新開発など、HIVとの格闘の最前線からの現状、および将来の可能性の報告である。

内容(「BOOK」データベースより)

本書は、ウイルス学、臨床薬理学からの研究をはじめ、注目を集める遺伝子治療、抗ウイルス剤の新開発など、HIVとの格闘の最前線からの現状、および将来の可能性の報告。

著者紹介

【岡本尚】
1953年生まれ。慶応義塾大学医学部卒業。医学博士。米国国立がん研究所、帰国後、国立がんセンター研究所を経て、現在名古屋市立大学医学部教授。専攻はレトロウイルスの分子生物学的研究を中心にウイルス学、免疫学。
【畑明】
1956年生まれ。大阪外国語大学外国語学部卒業。名古屋市立大学分子医学研究所分子遺伝研究室研究員。科学ジャーナリスト。専攻はウイルス学。
【岡田新】
1955年生まれ。早稲田大学政治経済学部卒業。オックスフォード大学留学を経て、現在大阪外国語大学助教授。専攻は19世紀末から20世紀のイギリス政治史。

目次

第1章 エイズとエイズウイルス
第2章 エイズウイルスの発見と増殖のしくみ
第3章 薬品開発の方法
第4章 抗HIV剤の開発
第5章 その他の抗HIV剤
第6章 薬剤投与法の再検討
第7章 早期治療への道
第8章 エイズ治療の課題
第9章 エイズの遺伝子治療