家庭療法・医学―感染症

結核―よみがえる恐怖の感染症 (ホームドクターシリーズ): 杉田 博宣: 本

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結核―よみがえる恐怖の感染症 (ホームドクターシリーズ)

結核―よみがえる恐怖の感染症 (ホームドクターシリーズ)

内容(「BOOK」データベースより)

ふたたび結核が心配になってきました。平成八年から九年にかけて罹患率が四三年ぶりに増加し、結核患者数も三八年ぶりに増加したのです。この異例の事態に、平成一一年七月二六日、厚生大臣が「結核緊急事態宣言」を出しました。緊急に結核対策が見直され、対応策を検討していますが、その間隙を縫うように結核ははびころうとしています。空気感染をしてしぶとく生き残る感染症に対して、医療従事者だけでなく、一般の方がたも適切な知識を身につけ、対応する必要があります。本書は、結核についての知識の普及、啓蒙のために書かれたものです。

内容(「MARC」データベースより)

平成8年からふたたび増加傾向にある結核。その復活の理由、結核菌の正体と感染、検査と診断、治療と予防、結核制圧のための今後の課題について解説する。〈ソフトカバー〉

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

杉田 博宣
1940年台湾台南市生まれ。’66年信州大学医学部卒業後、米国陸軍病院キャンプ座間にて卒後教育を受ける。’70年から’74年にかけて米国フィラデルフィア市のジャーマンタウン病院、ニューヘブン市のセイントラファエル病院にて臨床研修を受け、帰国後、結核予防会において、結核に基づく呼吸不全を中心に呼吸器科の臨床医として治療に従事する。結核予防会複十字病院副院長を経て、現在同会第一健康相談所所長。結核予防会常任理事。公衆衛生審議会結核予防部会委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

1 結核はなぜ復活したのか!
2 結核菌の正体と感染
3 結核の検査と診断
4 結核の治療と予防
5 結核制圧のための今後の課題