出版社/著者からの内容紹介
耐性菌の切り札的存在“バンコマイシン”の効かないMRSAが出現! 新型耐性菌の恐怖の実態と、院内感染のすべてを細菌学の世界的権威が解説。21世紀に向けての感染対策のあり方を示す警告の書。
内容(「BOOK」データベースより)
本書は、最近バンコマイシン耐性のMRSA(VRSA)、腸球菌(VRE)などの出現で、再び注目されるようになった院内感染の現状について解説しています。院内感染は抗生物質の使用に伴う耐性菌の増加によりもたらされております。この耐性菌の問題は現代医療が抱えているもっとも厄介な世界共通の課題であり、とくにVRSA、VREはほとんど抗生物質が効かない多剤耐性病原菌として、今世界各国で対応方法が精力的に研究されています。現在の行き詰まった状況をどのようにしたら打開できるのか、私自身、この十年来考えてきたことをここで述べました。
内容(「MARC」データベースより)
バンコマイシン耐性のMRSA(VRSA)、腸球菌(VRE)などの出現で再び注目されるようになった院内感染の現状について、細菌学の権威がわかりやすく解説。