家庭療法・医学―感染症

ウイルス・パニック―感染症という身近な恐怖 (チャートBOOKS SPECIAL ISSUE): 柴野 利彦 藤田 紘一郎: 本

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ウイルス・パニック―感染症という身近な恐怖 (チャートBOOKS SPECIAL ISSUE)

ウイルス・パニック―感染症という身近な恐怖 (チャートBOOKS SPECIAL ISSUE)

出版社/著者からの内容紹介

知らぬ間に、無数のウイルスや細菌があなたの身体をむしばみはじめているかもしれない……。  
ウイルスや細菌などのごく小さな生物がもとで起きる病気は「感染症」とよばれています。本書『ウイルス・パニック』は、われわれの世の中をパニックにおとしめる感染症について、しっかりとした知識を得ることで、あなたの身体を守ることを目指した本です。
なかでも気になるのは、2003年猛威をふるい、今後も再流行のおそれがあるとされているSARSです。でもこのSARS、「日本人ははかかりにくい」といった、新しい説があることをご存知でしょうか。本書『ウイルス・パニック』では、なぜ、日本人はSARSにかかりにくいのか、そのしくみを独自にご紹介しています。
そのほかにも、2003年に感染者数が過去最悪を更新したAIDS、ごく身近な病気のインフルエンザ、脳がスポンジのようになっていくBSE、さらには、死者を出した大腸菌O157や、肝がんにつながるC型肝炎など、ホットな感染症について、これだけは知っておきたいといった知識がくまなく詰まっています。

内容(「BOOK」データベースより)

SARS、AIDS、狂牛病、C型肝炎、コイヘルペス…。知ることがイチバンのワクチンだ。すべての感染症への処方箋。

内容(「MARC」データベースより)

SARS、AIDS、狂牛病、C型肝炎、コイヘルペス…。知ることがイチバンのワクチンだ! 誰もが知っているようで、じつは知らないウイルスや細菌などの微生物について身近な実例からわかりやすく解説する。

著者について

監修・藤田紘一郎(ふじた・こういちろう) 1939年中国旧満州生まれ。東京大学大学院医学研究科修了。現在、東京医科歯科大学教授。医学博士。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。主な著書に『笑うカイチュウ』(講談社、1996年、講談社出版文化賞、科学出版賞受賞)、『謎の感染症が人類を襲う』(PHP新書)、『ニッポン亜熱帯化宣言』(中公新書クラレ)他がある。
文・柴野利彦(しばの・としひこ) 1971年東京学芸大学教育学部卒業。フリーランス・ライター。科学雑誌、企業研究室、大学工学部研究室などの取材と文を担当しながら、1994~2003年までの10年間、全国の大学病院研究室の研究レポートを月刊「あさひビュー」(旭化成)にて行う。主な著書に環境問題を扱った『地球には砂漠という資源を持っている』(ダイヤモンド社)他がある。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

藤田 紘一郎
1939年中国旧満州生まれ。東京大学大学院医学研究科終了。現在、東京医科歯科大学教授。医学博士。専門は寄生虫学、熱帯医学、感染免疫学。主な著書に『笑うカイチュウ』(講談社、1996年、講談社出版文化賞・科学出版賞受賞)、他がある

柴野 利彦
1971年東京学芸大学教育学部卒業。フリーランス・ライター。科学雑誌、企業研究室、大学工学部研究室などの取材と文を担当しながら、1994~2003年までの10年間、全国の大学病院研究室の研究レポートを月刊「あさひビュー」(旭化成)にて行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

序章 藤田紘一郎インタビュー―文明化が「ウイルス・パニック」の原因だ!
第1章 ウイルス、細菌って危険なの?
第2章 アウトブレイクしたSARS
第3章 変幻自在なインフルエンザ
第4章 エイズと免疫との長い長い戦い
第5章 世界に広がるBSEパニック
第6章 エマージング・ウイルスの出現
第7章 マラリア、コレラ…旅の土産にご注意を!
第8章 身近に潜むO157、C型肝炎たち