家庭療法・医学―感染症

血液クライシス―血液供給とHIV問題の国際比較: エリック・A. フェルドマン ロナルド ベイヤー 山田 卓生 杉山 真一 宮沢 節生 Eric A. Feldman Ronald Bayer 山下 篤子: 本

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血液クライシス―血液供給とHIV問題の国際比較

血液クライシス―血液供給とHIV問題の国際比較

内容(「BOOK」データベースより)

政治学、社会学、法学、倫理学、医学などの研究者が総力をあげて取り組んだ成果!血液を介してのエイズ感染は、世界各国で未曽有の医療災害をもたらした。各国の状況を調査・研究し、その背景をさぐる。そこから、私たちは、将来への教訓をどう読み取るか。

内容(「MARC」データベースより)

血液を介してのエイズ被害について、法律、経済、政治学などの研究者が、各国におけるエイズ患者の実情、その支援・救済制度などを調査し、エイズをめぐる社会の反応を国際比較する。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

フェルドマン,エリック・A.
ペンシルバニア大学ロースクール教授。ニューヨーク大学法と社会研究所副所長(1998年当時)、イェール大学社会政策研究所でロバート・ウッド・ジョンソン社会保健政策研究奨学金を受け、またフルブライト・フェローとして東京大学の司法政策比較国際センターに派遣された。『ロサンゼルスタイムズ』、『アメリカ比較法学ジャーナル』、『社会と法研究』、『ヘイスティングセンター・リポート』、『ランセット』などの出版物に、法と社会、日本の保健政策、HIV・エイズに関する文を書いている

ベイヤー,ロナルド
コロンビア大学ジョゼフ・L・メイルマン公衆衛生研究科教授。この15年間、エイズ蔓延によって提起された倫理、法、および政策上の問題にとりくんでいる

山田 卓生
日本大学教授

杉山 真一
弁護士(第二東京弁護士会)。ニューヨーク大学ロースクール客員研究員(1996‐1997年)。東京HIV訴訟原告弁護団メンバーとして訴訟内外の活動に従事する(1995‐1996年弁護団事務局次長)

山下 篤子
翻訳家。北海道大学歯学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

第1部 各国のHIVと血液(アメリカの血液とエイズ―科学と政治と医原性の惨事
日本のHIVとエイズ―私的紛争から公的スキャンダルへ
フランスの血液、医療、正義および現状
信頼から悲劇へ―HIV・エイズとカナダの血液システム ほか)
第2部 比較研究―医療災害における政治(文化的観点からみた血液
血液の政治―エイズ危機における血友病患者のアクティヴィズム
血液の循環―血液とエイズと情報の経済学
血液と裁判―米国におけるHIV訴訟と被害者側弁護士の役割 ほか)