家庭療法・医学―感染症

科学の最前線 3 感染症との闘い (科学の最前線 (3)): サイエンティフィック・アメリカン 梶山 あゆみ: 本

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科学の最前線 3 感染症との闘い (科学の最前線 (3))

科学の最前線 3 感染症との闘い (科学の最前線 (3))

商品の説明

科学の最前線・ 感染症との闘い
科学の最前線・ 感染症との闘い 編集=サイエンティフィックアメリカン 訳者=梶山あゆみ

科学雑誌「SCIENTIFIC AMERICAN」の中から、細菌やウイルスなどの病原体による、感染症の特性や対処法などに関する記事をまとめた1冊。「病気はなぜ生まれ、どう進化してきたのか」に始まり、抗生物質の乱用の結果として新たに出現した薬剤耐性菌の問題や、炭疽菌に代表される生物兵器の問題などが、興味深い事例とともに、極めて丁寧な表現で紹介されている。

特に、1999年にマレーシアに未知の猛毒ウイルスが出現した際の、科学者たちの行動をドキュメンタリータッチで追った「謎のウイルスの正体を追え」は、ぜひ、一読をお薦めしたい。突然変異によってブタからヒトに感染、多くの命を奪った謎のウイルスの正体を、科学者がいかにして明らかにし、また対処したかが、息もつかせぬ見事な筆致で描かれており、読み物としても十分に楽しめる。


(日経バイオビジネス 2005/09/01 Copyrightc2001 日経BP企画..All rights reserved.)

出版社 / 著者からの内容紹介

人類が一度は克服したかに見えた感染症。しかしエイズやエボラウイルスなどの新ウイルスが現れ、薬剤耐性菌が生まれている。さらに人類は生物兵器までも作ってしまった。こうした感染症についての新しい知識を提供。

内容(「MARC」データベースより)

人類勝利の日は来るのか? ワクチンや抗生物質が一旦は目覚ましい成果を上げたが、新しい感染症や薬剤耐性菌は次々と現れている。さらには細菌兵器までも…。病原体への疑問、人類との関わりをわかりやすく説く。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

梶山 あゆみ
翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

目次

病気はなぜ生まれ、どう進化してきたのか
慢性疾患は感染で起きる?
抗生物質と細菌の終わりなき闘い
細菌には細菌を
新薬探しの最先端
耐性菌から「最後の砦」を守る新手法
抗ウイルス薬の開発
成長因子を感染させる
ワクチンづくりのあの手この手
地球の温暖化は感染症を広めるか?
西ナイル熱、いまだ抑圧できず
謎のウイルスの正体を追え
生物兵器に立ち向かう
病原体を見抜くチップ
生物兵器の恐怖