家庭療法・医学―感染症

世界を脅かす感染症とどう闘 別冊日経サイエンス143: 日経サイエンス編集部: 本

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世界を脅かす感染症とどう闘 別冊日経サイエンス143

世界を脅かす感染症とどう闘 別冊日経サイエンス143

出版社/著者からの内容紹介

再燃が心配されるSARS、米国内の感染者が急増したウエストナイル熱、新型ウイルスの出現が 気がかりなインフルエンザなど、医薬が急速な発展を遂げた現代でも、病原体の脅威はとどまる ことがない。むしろ、国際化と交通手段の発達、地球温暖化など自然環境の激変によ って、ウイル スや細菌の拡散のスピードは増し、感染症の流行パターンは複雑で予測しにくいもの になりつつある。
 こうした状況下で、医学や医療は、また私たちひとりひとりは、どのように感染症 と闘っていけば よいのだろうか。感染症を理解するうえで不可欠な知識と情報をわかりやすく伝える。

目次

第1章 広がる脅威
・ 21世紀の感染症エマージングウイルスとの闘い 
・ 新型インフルエンザウイルス襲来
・ SARSが残した本当の脅威
・ 地球温暖化に潜む熱帯病の脅威  
・ 増え続ける世界のHIV感染者
・ マレーシアを震撼させたニパウイルス

第2章 治療と予防の最前線
・ インフルエンザの大流行を防ぐ薬ノイラミニダーゼ阻害薬の開発
・ C型肝炎への挑戦
・ エイズの発病を防ぐ薬剤療法
・ HIV感染を防ぐ10の対策
・ 性行為感染症から身を守る

第3章 病原体の謎に迫る
・ 出血熱ウイルスはなぜ現れるのか
・ プリオンはどこまで解明されたか
・ 狂牛病─変異プリオンをとらえろ
・ 血液脳関門を突破する細菌
・ 魚を襲う凶暴な藻類フィエステリア
・ 10億人を悩ます鉤虫感染