内容(「BOOK」データベースより)
新型インフルエンザは実在しない。生活習慣病もがんも実在しない。そもそも「病気」とは何か?それが「実在しない」と考えることでどのような新たな地平が開けるのか?構造構成主義の立場から、感染症臨床の第一人者があらゆる「病気」の診断・治療の実態を明らかにしながら、「病気」という現象を読み解く。
感染症は実在するか
病院の検査は完璧か
感染症という現象
なぜ治療するのか
新型インフルエンザも実在しない
他の感染症も実在しない
メタボ、がん…感染症じゃない病気も実在しない
関心相関的に考える
科学的に、本当に科学的に考えてみる
医者は総じて恣意的な存在
価値交換としての医療の価値
病気という現象を見据えて、しなやかに生きていくために