内容(「BOOK」データベースより)
本書は、微生物が原因の食中毒と感染症の基礎知識について、特に平成八年の腸管出血性大腸菌O157、あるいは平成一二年の乳製品によるブドウ球菌事件などですっかり有名になった細菌性食中毒、生カキなどによるウイルス性中毒、さらに平成一三年に明らかとなってきた狂牛病などに対する不安感について、少しでも解消できることを願ってまとめたものである。
内容(「MARC」データベースより)
O157、ボツリヌス、狂牛病、サルモネラ、炭疽、ブドウ球菌、コレラ、赤痢、結核…。食卓のすぐそばにある感染症。あなたはいくつ知っていますか? 微生物が原因の食中毒と感染症の基礎知識を解説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
橋本 秀夫1928年、北海道生まれ。北海道大学を卒業後、同大獣医学部助教授、広島大学水畜産学部助教授を経て、
1970年から同教授(後に生物生産学部と改称)。1992年、退官。現在、広島大学名誉教授、日本食品微生物学会名誉会員。獣医学博士。専門は、
食品衛生学、食品微生物学、環境微生物学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
第1章 食中毒とは
第2章 感染力の強い経口感染症―コレラ、赤痢、O157
第3章 細菌・ウイルスによる食中毒―サルモネラ、黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌
第4章 動物から人へうつる人畜共通感染症―狂牛病、炭疽、リステリア症
第5章 HACCPシステムとは―食品衛生対策のカギ
第6章 食品の安全性はどのように守られているか